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<台風10号>不明者捜索「家族の元へ」

流木の隙間などを捜索する、宮城県から駆け付けた緊急消防援助隊員=4日午後1時10分ごろ、岩手県岩泉町乙茂

 接近する台風12号を前に岩手県岩泉町で4日、県内外の消防隊員らが氾濫した小本川周辺で行方不明者の大規模捜索を行った。
 災害支援で出動した宮城県内の11消防本部で編成する緊急消防援助隊員約110人も参加。9人の犠牲者を出した高齢者グループホーム「楽(ら)ん楽(ら)ん」近くの河川敷を起点に上、下流域それぞれ約1.5キロにわたって活動した。
 隊員たちは、濁流でうずたかく積み上げられた流木や建材をかき分け、懸命に手掛かりを捜した。
 東日本大震災で津波を目の当たりにしたという赤間良夫利府消防署長は「改めて自然の脅威を痛感した。震災では全国から駆け付けた消防隊員の手で、多くの不明者を発見できた。一日も早く家族の元に帰してあげたい」と話した。


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2016年09月05日月曜日


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