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学生の宮城定着へ 11社が現場紹介

高所作業車に乗り、電柱の高さを体感する学生

 宮城県内の大学生らに地元企業の仕事内容を伝える「宮城の企業発見プログラム」が5日、県内に本社がある11社で始まった。大卒者のほぼ半数が県外で就職する中、地元への定着を促そうと初めて企画した。
 初日はユアテックや仙台銀行など4社で実施。ユアテックの人財育成センター(宮城県富谷町)では、参加した大学生13人が電気設備工事などの説明を受けた。作業事故の危険性を学ぶ専用施設の見学や高所作業車の体験もあった。
 仙台市太白区の宮城大1年菊池樹さん(19)は「専門的な現場や話を見聞きできた。他の地元企業も調べて就職先を考えたい」と話した。同社の人事担当者は「個別のインターンシップ(就業体験)に参加する学生も増えており、地元企業への関心は高まっているようだ」と期待した。
 プログラムは大学1年が対象。2社のほか、アイリスオーヤマ、カメイ、高速、七十七銀行、東北電力、トヨタ自動車東日本、バイタルネット、やまや、河北新報社が参加する。
 9日までの期間中、1社につき最大2日間の日程で、県内14校の学生延べ計約320人を受け入れる。出身校が同じ先輩社員による会社説明や現場見学などを予定している。
 宮城労働局によると、2016年3月の短大や高専を含む大卒者の県内就職率は48.5%。近年、女子は5割を超える一方、男子は4割前後にとどまる。


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2016年09月06日火曜日


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