宮城のニュース

<裏方さんGO>聞いて書いて伝える

水色のエプロンを着て、パソコンで原稿を執筆する斎藤さん

◎名取市市民活動支援センター 斎藤正光さん(60)

 宮城県名取市で開かれるイベントの会場に時折、水色のエプロン姿の男性が現れる。同市市民活動支援センターのスタッフ斎藤正光さん(60)。イベントの様子をメモし、撮影するだけでなく、複数の参加者から感想を聞いて回る。
 エプロンにはセンターの名称が刺しゅうしてあり、いわば報道機関の腕章代わりだ。入念な取材の後は1日ほどで原稿を書き上げ、センターが隔月で1000部発行する「なとセンだより」に掲載。主催団体の紹介に一役買っている。
 斎藤さんがセンターで働き始めたのはことし4月。2015年3月に食品関連の大手企業を早期退職し、「60歳からでも働ける、人と触れ合える仕事を」と1年探して巡り合った。
 取材、執筆の経験はほとんどなかったが、名取市に住んでいても知らなかった事実や人物に触れ、毎日が充実しているという。市内を流れる増田川での生き物探しイベントに出向き、天然ウナギが捕れて驚いたことは良い思い出だ。
 「今まで以上に団体を取材して情報を集め、それを基に団体同士をつなげ、団体の活動に広がりを持たせられるようにしたい」。そう語る顔は楽しげだ。(桜田賢一)

◎ここも魅力/91団体の情報を網羅

 センターに登録する名取市内の91市民団体の情報を網羅したファイルを、団体ごとに置いています。たとえば、太極拳を始めたい方なら実施団体のファイルを手に取って連絡し、参加することができます。探しきれなければスタッフがお手伝いしますよ。

<名取市市民活動支援センター>名取市内の営利を目的としない市民や団体を支援する施設。センター内で活動場所を提供したり、活動情報を隔月紙「なとセンだより」で発信している。名取市大手町5丁目6の1。火曜休館。連絡先は022(382)0829。


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2016年09月06日火曜日


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