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農業の家族経営 こつを共有

農業の家族経営を議論したセミナー

 家族で営む農業の成功例を共有し、家族経営の利点や国内外の動向を話し合う勉強会が3日、秋田市のジョイナスで開かれた。秋田県内の農業者や研究者でつくる秋田農村問題研究会が主催し、約50人が参加した。
 会のメンバーで秋田県立大の長浜健一郎教授(農業経済学)が世界の農業経営状況を解説。「欧州では1970〜80年代、大規模経営に取り組んだ。その後、経営優先による周辺環境への配慮不足や、単一作物を栽培する大規模化の経営リスクを考え、最近は家族経営への再転換を進めている」と述べた。
 実際に家族で稲作、野菜栽培、畜産にそれぞれ取り組む県内の3農家が現状を報告し、家族経営を成功させるこつを話し合った。
 大仙市松倉の農業佐々木冷子さん(61)は、栽培品種を増やし、生協などでの直接販売に力を入れていることを説明。「同じように見える枝豆や漬物も、品種や製法、味が違う。対面販売で特徴を説明しながら売っている」と話した。


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2016年09月06日火曜日


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