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山形駅西の文化施設 入札不調「原因を調査」

 山形県がJR山形駅西口に計画している新県民文化施設「山形駅西口拠点施設」の建築工事の入札が2回続けて不調に終わり、吉村美栄子知事は5日の定例記者会見で「応札者からの聞き取りや予定価格の積算を検証して、不調の原因を調査する」と述べた。予定していた10月の着工は遅れる可能性が高い。
 県によると、7月に不調となった最初の入札では、大型劇場・文化施設の施工実績があるなどの参加条件を満たす共同企業体(JV)がなかったため、中止になった。
 今月2日に不調となった再入札では、一部条件を緩和して業者を募った結果、資格を満たすJVの参加はあったが、入札額は予定価格59億9698万円を上回った。
 県によると、約25億円を上回る公共工事は国際ルールが適用になり、入札の公告から開札まで2カ月程度かかる。
 文化複合施設は地上5階、地下1階。老朽化した県民会館(山形市)の代替機能を担う2000席の大ホールを中心に、防災機能を持つ拠点施設を計画している。2019年度中の開館を予定する。
 吉村知事は「建設計画の見直しは考えていない。県民が心待ちにしているので開館を延期しないように努力したい」と話している。


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2016年09月06日火曜日


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