宮城のニュース

鎮魂の桜懸け橋に NZ在住男性石巻に植樹

ヤマザクラを植樹するボーラム・スミスさん(中央)ら

 2011年2月のニュージーランド(NZ)地震と同年3月の東日本大震災の犠牲者に対して鎮魂の思いを込めた桜が、宮城県石巻市の市総合運動公園に植えられた。被災地となったNZのクライストチャーチ市、石巻市の復興、相互交流を促す懸け橋ともなる。

 1日に現地であった植樹式には、クライストチャーチ市のデイビッド・ボーラム・スミスさん(72)や、震災復興を祈念する桜を植えている一関市の一般社団法人「てあわせ」代表で住職の後藤泰彦さん(56)ら20人が出席。ヤマザクラを植えて土をかけた後、後藤さんが読経し、犠牲者の冥福と復興を祈った。
 かつてNZを訪れた日本人留学生の世話などをしていたボーラム・スミスさんは「桜が懸け橋となり、石巻とクライストチャーチがこれで結ばれた」と喜んだ。
 後藤さんは「桜はラグビー日本代表のエンブレムでもある。ラグビー強国NZと石巻との間に復興とラグビーの交流も築きたい」と語った。
 後藤さんは今年2月、NZを訪れ、クライストチャーチ市に桜を寄贈。その際に日本人と交流があったボーラム・スミスさんと出会い、一緒に被災地に植樹することになった。


2016年09月07日水曜日


先頭に戻る