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「震災後意識高まった」南三陸町500日無火災

庁舎前の看板に掲示した無火災期間を500日に更新する署員

 宮城県南三陸町で6日、昨年4月以来続く無火災期間が500日に達した。火災ゼロ500日は、2町合併に伴う2005年の町発足以来初めて。南三陸消防署は東日本大震災後に防火意識が高まったことを理由に挙げる。
 町内では、15年4月25日に入谷地区で山林ののり面約100平方メートルが焼けた火災以来、発生がない。同署はこの間、町内を巡回し行政区長を通じて野焼きをやめるよう呼び掛けた。仮設住宅での火災にも警戒を促した。
 無火災1年を越えた今年5月、同署はさらに記録を伸ばそうと、仮設庁舎前にゼロ継続日数を知らせる看板を設置した。周辺には役場や病院、防災集団移転団地があり、車通りの多い場所での啓発効果を狙った。
 戸羽一明署長は「被災を受け防災はもちろん、身近な災害とも言える火災防止の意識が向上した。今後も地域の安心安全な暮らしを守るため署員一丸となって取り組みたい」と意気込んでいる。


2016年09月07日水曜日


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