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<裏方さんGO>工夫凝らし花壇作り

マリーゴールドの手入れをする佐藤さん

◎国営みちのく杜の湖畔公園 佐藤佑太さん(27)

 国営みちのく杜の湖畔公園(宮城県川崎町)の一角でオレンジ色に咲き誇るマリーゴールド。剪定(せんてい)ばさみを持った佐藤佑太さん(27)が、しおれた花を丁寧に摘み取っていた。
 佐藤さんは園内の植物の管理を担当して3年目。花や草の状況を確かめるだけでなく、どの花をどのように植えるかを考える設計作業も担う。
 千葉県柏市出身で東京農大森林総合科学科卒。小さい頃から植物図鑑を手に山や川を歩き回るのが大好き。公園の植物の管理は願ってもない仕事だった。
 花壇の設計で心掛けていることがある。「毎年、同じ花を植えていたらお客さんが飽きてしまう。できるだけ新しい植物を入れるようにしている」
 自然を相手にする仕事だけに、うまくいかないこともある。8月下旬の台風でコスモスの一部が倒れた。植物が元気に育たなかったり、花が思い通りの色合いに咲かなかったりすることもしょっちゅうだ。
 昼休みは作業着から私服に着替え、花を眺める来園者の声に耳を澄ます。「きれいだね」。そんな感想を聞くと「もっと美しい花壇にしよう」とさらなるやる気がみなぎる。(柏葉竜)

◎ここも魅力/来月中旬 コキア見頃

 園内のふるさと村の段々畑に生えるコキアに注目してください。ホウキグサとも呼ばれ、現在は緑色ですが、10月中旬になると真っ赤に染まります。迫力があって感動しますよ。天気がいい時に一番下の段から見ると、蔵王山を背景とした美しい景色が広がります。

<国営みちのく杜の湖畔公園>宮城県川崎町小野二本松53の9。開園は午前9時半〜午後5時。10月までは無休。入園料は高校生以上65歳未満が410円、小中学生が80円、65歳以上は210円。連絡先は0224(84)5991。


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2016年09月07日水曜日


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