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<楽天>中川また殊勲 絶好機に意地の逆転打

7回東北楽天2死満塁、中川が逆転の中前2点適時打を放つ。捕手森(伊深剛撮影)

 東北楽天は1点を追う七回、打線が4点を奪い、点を取られては取り返す展開に終止符を打った。梨田昌孝監督が近鉄、日本ハム時代から積み重ねた通算700勝目を引き寄せたのが中川大志、ペレスの一振りだった。
 無死満塁の絶好機でウィーラー、ペゲーロが共に凡退した嫌な空気を、前の試合で満塁本塁打を放ち「今のラッキーボーイ」と監督が認める中川が振り払った。4番手牧田和久の直球を詰まりながらも中前へ運び、5−4と逆転した。送りバント失敗を含む3打席無安打で迎えた打席。「内容が悪くても、もらったチャンス。絶対に走者をかえす」。意地の一打だった。
 ペレスが続いた。2死一、二塁で、牧田の外寄りの変化球を手元に引きつけて強振した。前寄りに守っていた中堅の頭上を越える2点二塁打。チームに貴重な追加点をもたらした。「気持ちで打った。監督の700勝の手伝いができて良かった」と喜んだ。
 3位ロッテとは7.5ゲーム差と、クライマックスシリーズ進出が厳しい状況は変わらない。「数字的には苦しいが、何とか3位を目指してチーム一丸で頑張る」と梨田監督。可能性がある限り、残り試合も一戦必勝で戦う。(佐々木智也)


2016年09月07日水曜日


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