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電磁過敏症対策で東北電に質問状

 電磁波にさらされると頭痛などが起こる「電磁過敏症」の最新知見がまとまったことを受け、宮城県名取市の市民団体「名取の環境を守る会」は7日、東北電力が同市愛島に新設する名取変電所(出力90万キロボルトアンペア)での対策を尋ねる公開質問状を同社に郵送した。
 質問状は、日本人の3.0〜4.6%が電磁過敏症を訴え、送電線を原因に挙げる人もいるという研究結果を北條祥子尚絅学院大名誉教授らの研究グループがまとめたことを記載。研究結果への見解と、住民説明会の開催方針などをただした。回答期限は20日。
 今野ゆう子共同代表は「研究結果を愛島地区に当てはめると、181〜277人が電磁過敏症を訴えることになる。福島第1原発事故などで移り住んだ方もおり、東北電はきちんと説明するべきだ」と話した。
 東北電は「電力設備の電磁波は、人の健康に有害な影響を与えることはないと判断している。従来の説明会でご理解を得ていると考えるが、今後も丁寧に対応する」とコメントした。


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2016年09月08日木曜日


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