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被災者に寄り添い心ケア 宗教者ら団体設立

 東日本大震災の被災者に対する傾聴に取り組んできた県内の宗教者やボランティアが、活動対象を広げ、自殺予防の相談機関を設立する。10、11の両日、仙台市青葉区のエル・パーク仙台で活動を紹介するイベントを開き、相談ボランティアや賛同者を募る。
 名称は「東北自死・自殺相談センター とうほくSotto」。京都市のNPO法人「京都自死・自殺相談センターSotto」が2011年11月〜14年11月に開いた被災者の居室訪問活動のボランティア養成講座修了者が中心となる。現在は名取市や陸前高田市の仮設住宅、仙台市の災害公営住宅などで活動する。
 宗派を超えた宗教者が傾聴活動に取り組む「臨床宗教師」で栗原市の普門寺副住職高橋悦堂さん(37)が代表に就く。高橋さんは「苦悩を抱えた人にそっと寄り添う仲間を増やし、心の居場所を一緒につくっていきたい」と話す。
 10日は午後6時から、グリーフケアの専門家や臨床宗教師、被災者支援に当たるキリスト教の宗教者らによるシンポジウムを開く。11日は午前10時からワークショップがあり、センターの紹介や傾聴講座を行う。
 当日参加も受け入れるが、参加希望者は10日までに、名前と年齢を電子メールで送信してほしいという。連絡先は京都のSotto事務局075(365)1600。アドレスはtohoku.sotto@gmail.com


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2016年09月08日木曜日


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