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障害者向け駐車区画 適正使用へ利用証交付

秋田県が歩行が困難な障害者らに交付する利用証

 障害者や要介護者ら向けに設けられた駐車スペースを適正に使ってもらうため、秋田県は10月、対象者に利用証を交付する制度を始める。車椅子使用者や歩行が困難な人たちが県内の公共施設やスーパー、旅館などの駐車場を利用しやすくなるほか、健常者のマナー向上にもつなげる考えだ。
 制度は、自力歩行が容易でない障害者や難病患者、要介護者、妊婦、けが人が対象。県に申請すると、「車いす使用者用(青色)」か「車いす使用者以外用(緑色)」のどちらかの利用証が交付される。
 従来の地面の表示だけでは雪が降ると見えづらかったため、利用証と同じマークのステッカーを駐車場の壁やコーン標識に貼って表示する。対象者は利用証をルームミラーに掛け、外から見ても分かるようにすることで周囲に適正な利用を示す。
 利用証を持たない健常者が区画に駐車しても罰則はないが、佐賀県が2006年に始めた制度は、岩手、山形、福島など全国35府県と2市が導入するまでに広がっている。
 秋田県福祉政策課の担当者は「制度導入がマナー違反を減らすきっかけになればいい。他県もほぼ同じ標章、運用方法なので、連携して制度を広く浸透させていきたい」と話す。


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2016年09月08日木曜日


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