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<東京エネシス>廃炉作業効率化へ大熊に支社

大熊町が復興拠点とする大川原地区に完成した東京エネシス福島総合支社

 東京電力グループで福島第1原発の廃炉作業に携わる東京エネシス(東京)の福島総合支社が福島県大熊町大川原地区に完成し、建物の竣工(しゅんこう)式が7日、現地であった。同地区は、原発事故で全町避難する町が復興拠点に位置付けている。
 総合支社の従業員は協力企業を含め約540人。同地区への進出企業では現時点で最大規模となる。12日に営業を始め、汚染水処理などの業務に当たる。
 建物は鉄骨2階、延べ床面積約2400平方メートル。事務所や作業所のほか、一時帰宅した町民ら向けの緊急避難所を設置。放射能などで汚染された外気をきれいにする給気ファンを備え、200人が3日間滞在できる食料を備蓄する。
 総合支社は同県富岡町にあったが原発事故で避難区域になり、移転を強いられた。2012年から同県楢葉町の福島第2原発構内で営業。業務の効率化のため、第1原発が立地する大熊町への移転が決まった。
 大川原地区には来年5月、同じ東電グループで廃炉関連の東京パワーテクノロジー(東京)が新事務所を開所し、従業員約1000人が駐在する予定。


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2016年09月08日木曜日


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