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<コメ概算金>宮城ひとめぼれ1万1500円に上昇

 全農宮城県本部は8日、県内各農協に支払う2016年産米の概算金を決めた。主力品種のひとめぼれ(60キログラム、1等米)は1万1500円で、昨年より1500円高く設定。引き上げは2年連続となった。
 飼料用米の作付け拡大で主食用米の生産が抑制され、需給バランスの改善が進んだことが主な要因。昨年から支払い方式が変更されたため単純比較はできないが、概算金が1万1000円台を回復するのは13年産米以来となる。
 農協関係者によると、ひとめぼれ以外の概算金は、ササニシキが昨年より1500円高い1万1500円、みやこがねもちは500円高の1万3500円など。主力銘柄はそろって昨年を上回った。
 県本部が決めた概算金を基に、各農協が生産者に支払う仮渡し金を決定する。ひとめぼれの仮渡し金は1万1000円の水準になるとみられる。
 農水省は来年6月末の民間在庫量を、今年6月末(約205万トン)を下回る約180万トンと見込む。宮城県内の16年産米の作柄概況(8月15日現在)は「平年並み」(作況指数99〜101)となっている。
 全農県本部は「主食用米の需給状況が改善しつつある。農家の所得向上につながるよう販売努力を重ねていく」と説明した。
 同本部は9日、仙台市内で宮城米集出荷・販売総決起大会を開き、集荷率の維持、向上を生産者らに呼び掛ける。


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2016年09月09日金曜日


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