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<台風10号>岩泉 新たに3人死亡確認

 台風10号豪雨の被害が甚大だった岩手県岩泉町は8日、温帯低気圧の大雨に備え、全域の4587世帯9947人に避難勧告を出した。台風で浸水した一部地域の440世帯940人には避難指示を発令し、二次災害への警戒を続けた。台風10号被害による県内の死者は8日、新たに3人増え19人となった。依然、岩泉町で4人、宮古市で1人が行方不明となっている。
 県内ではほかに、宮古市が仮設住宅を含む1万3920世帯3万961人に避難指示を出した。久慈市など8市町村の全域と軽米町の一部に避難勧告が出た。釜石市など8市町は避難準備情報を発表した。
 県警によると、4日に岩泉町岩泉で見つかった男性の遺体は同町浅内の佐々木寿彦さん(69)と判明。5日に同町袰野(ほろの)で発見された遺体は同町袰綿(ほろわた)の馬立保治さん(78)と分かった。8日には岩泉町内で男性1人の遺体が見つかり、県警が身元の確認を進めている。
 県はこれまで連絡が取れない人を「安否不明」としていたが、水害に巻き込まれた恐れが大きい「行方不明者」に切り替えた。岩泉町の男女2人ずつと宮古市の男性1人の計5人が不明となっている。
 県によると、8日現在の岩泉町の避難者は448人。道路寸断で孤立状態となった7地区12集落に残る住民は68人で前日から225人減った。町の訪問調査で正確な人数を把握した。久慈市では2地区8集落の45人が孤立している。


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2016年09月09日金曜日


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