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<大雨被害>仙台中心部 冠水相次ぐ

集中豪雨で冠水した交差点を徐行する車両=8日午後8時20分ごろ、仙台市青葉区五橋1丁目(写真は一部加工しています)

 台風13号から変わった温帯低気圧と前線の影響で東北は8日、岩手、宮城両県を中心に局地的に激しい雨が降った。仙台市内では午後8時ごろ、1時間当たりの雨量が36.5ミリに達し、市中心部の道路で冠水などの被害が出た。仙台管区気象台は9日未明にかけ、宮城県内で再び強い雨雲が発生し、非常に激しい雨が降る恐れがあるとして土砂災害や洪水への警戒を呼び掛けた。
 仙台市は同日午後8時14分、土砂災害の危険性が高まったとして、青葉区大倉地区の住民99世帯298人に避難準備情報を出した。同日午後9時40分には泉区の七北田川が氾濫する恐れがあるとして、上流域の住民717世帯1562人に避難準備情報を出した。
 降り始めからの雨量は8日午後11時現在、宮城県大衡122.5ミリ、仙台115.5ミリ、大崎市古川91.5ミリ、栗原市築館75.0ミリなど。台風10号豪雨で甚大な被害を受けた岩手県内は、久慈市下戸鎖78.5ミリ、岩泉64.0ミリなど。
 仙台管区気象台によると、温帯低気圧は北東に進んでおり、三陸沖を北上して9日夜には北海道付近に達する見込み。別の低気圧が日本海にあり、二つの低気圧に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となる見通し。
 9日午後6時までの24時間予想雨量は、いずれも東北の多い所で太平洋側120ミリ、日本海側100ミリ。予想される最大風速は太平洋側、日本海側の海上で20メートル(最大瞬間風速30メートル)。


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2016年09月09日金曜日


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