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<民進代表選>仙台市民、期待と注文

多くの市民が足を止め、3氏の演説に耳を傾けた=2016年9月9日午後4時30分ごろ、仙台市青葉区一番町

 民進党代表選に立候補した蓮舫(48)、前原誠司(54)、玉木雄一郎(47)の3氏が9日、仙台市青葉区の繁華街で街頭演説し、政権再奪取への熱意を訴えた。足を止めた市民約500人(党発表)からは「印象はいい」「まだ不安」など、期待や注文が相次いだ。
 下馬評の高い蓮舫氏は、白いスーツ姿で政党カーに立った。東日本大震災発生時に旧民主党政権の閣僚だった経験を踏まえ「被災地にどこまでも寄り添う」と声を張り上げた。
 「蓮舫さんは歯切れが良くてスカっとする。子どものための政治を実現するため、ぜひ頑張って」。登米市の主婦永浦悦子さん(66)はエールを送った。
 青葉区のアルバイト女性(34)も蓮舫氏を支持。「人の関心を引き寄せる話ができる人だ。福祉分野を改革してほしい」と話した。
 他の2候補も被災地との関わりを懸命にアピール。「復興策として仙台空港民営化を村井嘉浩知事に提案したのは私だ」(前原氏)、「漁港の復旧、被災ペットの里親探しに力を入れた」(玉木氏)と語った。
 「玉木さんに将来性を感じた」と話したのは泉区の会社員男性(51)。「自民党批判ばかりではなく、対立軸を明確に示すべきだ」と注文を付けた。
 一方で不信感をぬぐえぬ人も少なくない。
 亘理町の大学3年女性(20)は、各候補が語る教育分野への投資や大企業への課税強化について「財源はあるのか。税を上げたら企業は海外に逃げる」と実現性に疑問を投げ掛けた。
 「政権を再び取った時に何をやるのか。3氏から伝わってこない」。太白区の無職後藤宮男さん(72)は手厳しい。「新しい党首の下に集結して信頼を取り戻せるのかどうか、不安がある」と漏らした。


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2016年09月10日土曜日


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