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<原発事故>甲状腺がんの子ども支援へ基金

福島県庁で基金について説明する崎山氏(左)ら

 東京電力福島第1原発事故後に甲状腺がんと診断された子どもの治療費などを支援しようと、有識者らが「3.11甲状腺がん子ども基金」を設立し、寄付の募集を9日始めた。11月から給付を始める予定。
 支援対象には、福島県が事故当時の18歳以下を対象に続ける「県民健康調査」で甲状腺がんと診断され、手術を受けたか受ける予定の子どもを想定。11月までに2000万円集め、1人5万円程度、約400人に対する給付を目指す。
 具体的な給付基準は、弁護士や医師らでつくる予定の審査委員会で決める。福島県庁で記者会見した原発事故の元国会事故調査委員会委員の崎山比早子代表理事は「救うべき子どもや家族の間に、声を上げづらい雰囲気が広がっている。継続的に支援したい」と話した。
 基金は、設立の呼び掛け人に脱原発を訴える小泉純一郎元首相や作家の落合恵子さんら、賛同人に女優の吉永小百合さんらが名を連ねた。寄付の振込先は城南信用金庫本店、口座名「サンイチイチコウジョウセンガンコドモキキン」、口座番号845511。事務局を設ける17日までの基金の連絡先は03(5511)4402。


2016年09月10日土曜日


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