広域のニュース

<岩手国体>板飛び込み遠藤2位

少年男子板飛び込み決勝 4回目の演技で高得点となった遠藤の入水

 9日、盛岡市立総合プールで会期前競技の競泳と飛び込みが始まり、競泳の成年男子200メートル個人メドレーはリオデジャネイロ五輪400メートル個人メドレー金メダルの萩野公介(栃木・東洋大)が1分56秒21の大会新記録で制した。萩野とともに銅メダルを獲得した瀬戸大也(埼玉・早大)が0秒69差の2位だった。
 女子高飛び込みの少年は佐々木那奈(兵庫・甲子園学院高)、成年は榎本遼香(栃木・筑波大)が制し、少年男子板飛び込みは遠藤拓(宮城・稲付中)が2位だった。

◎古里離れ東京で鍛錬 優雅な演技披露

 大きく優雅な演技が決まり、少年男子飛び板飛び込みで中学3年の遠藤(宮城・稲付中)が高校生に交じって2位に入った。「中学から宮城を離れているが、初めての国体で、宮城のために頑張れて良かった」と初々しい笑顔を見せた。
 多賀城市山王小1年から兄・正人(日体大3年)の影響で「宮城ダイビングク」で競技を始め、全国大会で活躍。中学1年から日本オリンピック委員会(JOC)が設ける東京のエリートアカデミーに入校した。
 今年、国体に出場できる年齢になり、173センチ、64キロの均整の取れた身体で、鍛え抜いた技を見せた。
 「体のラインが真っすぐで点数が出やすく、水しぶきを立てない入水も持ち味」と自認する美しい演技で会場を魅了した。全6回中、3回目にミスが出たが、直後の4回目は高い踏み切りから「後ろ踏み切り前宙返り2回半えび型」を完璧に決め、表彰台をほぼ確定させた。
 次の目標は、初出場する世界ジュニア選手権(11〜12月・ロシア)の表彰台。「身長の伸びも止まってきたので、筋力トレーニングを増やし、五輪選手がやっている3回転半の技をできるようにしたい」。19歳で迎える2020年東京五輪も「決して若くはない。出場したい」と見据える。(野仲敏勝)

<江原8位、メダリストに学ぶ>
 「前半をもっと飛ばして、後半粘りたかったが、動きが硬かった」。少年男子B(中学3年、高校1年)100メートルバタフライで8位に終わった江原(宮城・東北高)は悔しがった。
 リオ五輪メダリストも出場した満員の会場に「緊張した」。最初の50メートルを25秒79の3位で折り返したが、「もっと出せた」と前半の貯金が足りなかった。
 メダリストの泳ぎを間近で見て、「浮き上がりや折り返しの速さなど、細かい部分で学ぶことは多い」と吸収する。「来年は宮城で南東北インターハイの競泳がある。地元で活躍できるように頑張りたい」と張り切っていた。


2016年09月10日土曜日


先頭に戻る