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<台風10号>岩泉西部にボランティア

ボランティアが駆け付け、復旧作業が本格化した岩手県岩泉町門地区

 台風10号の被害が甚大だった岩手県岩泉町で10日、町中心部との道路網が寸断されている町西部の復旧作業が本格化した。盛岡市と結ぶ国道455号が通行でき、町の依頼を受け、市が募った災害ボランティアが初めて入った。県内外から駆け付けた64人が、住宅にたまった泥の撤去などに取り組んだ。
 小本(おもと)川流域の門地区は増水した川が氾濫し、住宅被害が相次いだ。無職伊東勝幸さん(73)方は木造2階の1階が浸水。家財道具や畳は片付けたが、家の周囲の泥はそのままだった。
 ボランティア10人は庭に約20センチ堆積した泥を取り除いた。岩手県に派遣されている三重県職員の中村敏章さん(37)は「居ても立ってもいられなかった。思っていた以上に被害が大きい」と話した。
 同地区の無職野舘敬吉さん(77)方では、8人が床下に流入した泥をかき出す作業に追われた。横浜市の会社員沢井真希子さん(30)は、東日本大震災後に被災地でボランティア活動に参加。「震災時と同じ作業に携わった。少しでも役に立ちたかった」と語った。
 盛岡市は11日と14〜25日(21、23の両日を除く)もボランティアを募集し、送迎バスを運行する。


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2016年09月11日日曜日


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