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<台風10号>被害額概算813億円

 岩手県は10日、台風10号豪雨による概算被害額が813億円9863万円に上ったと発表した。被害調査は全体の2割程度しか進んでおらず、被害額は大幅に増える見通し。
 県によると、被害額は現段階で、過去最大だった1981年8月23日の台風15号の939億9639万円に次ぐ規模となっている。
 土木関連は、国道106号など県管理道路と市町村管理道路の計1125カ所で崩落や土砂崩れが発生。394億6900万円の被害が出た。
 農業関連は、土砂流入による農地被害面積が岩泉町など18市町村で計326.6ヘクタールに達した。被害額は計31億1200万円。
 水産関連は、久慈市など沿岸11市町村で漁具や定置網が破損し、計5億4908万円の被害。宮古市など8市町村の防波堤24カ所で破損が確認され、22億3635万円の被害となった。
 県内では、岩泉町で男性1人と女性3人、宮古市で男性1人が行方不明となっている。10日は県警、消防、自衛隊が岩泉町乙茂地区の小本川沿いで一斉捜索に当たった。
 同町の10日朝の避難者は446人。道路寸断で孤立状態の6地区8集落に68人が残っている。水道は1077戸で断水状態が続く。東北電力によると、10日朝の停電は706戸。
 同町を視察した今村雅弘復興相は財政支援について「激甚災害に指定した上での対応になる。関連する省庁をまとめ、柔軟に予算対応したい」と述べた。


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2016年09月11日日曜日


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