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<震災5年半>仮設発「までい風呂敷」販売へ

コラボ商品作りを話し合ったカーネーションの会とラッシュ・ジャパンのスタッフ=4月30日、福島市の松川工業団地第1仮設住宅

 東京電力福島第1原発事故で全村避難中の福島県飯舘村の主婦たちが和服の古着から手作りしている「までい着」の伝統技を生かした風呂敷を、英国の化粧品・入浴用品メーカー「ラッシュ」が12日に東京都内の店で売り出す。
 被災地支援のコラボ商品で、商品名は「KNOT WRAP(ノットラップ) キモノ」。仮設発の特産品を目指し、福島市の松川工業団地第1仮設住宅で5年前から活動する「カーネーションの会」(佐野ハツノ代表、会員20人)が縫った。1枚が50センチ四方だ。
 までい着は古着を仕立て直した再生着で、同会が古着の寄付を広く呼び掛け、普段着や綿入れなどにリフォーム。東京の百貨店などで販売会を毎年催してきた。
 同会を知った日本法人ラッシュ・ジャパンのスタッフが今年2月に仮設住宅を訪ね、「ノットラップ キモノ」の商品化を打診。相談を重ね、多彩な色柄と上品さが生かされた計500枚が仕上がった。原宿表参道店、渋谷駅前店、新宿駅前店、池袋駅前店で販売される。
 「いいものを工夫して長く使う『までい』の心を込めた商品。敬老の日のプレゼントとして売り出し、飯舘村の復興を応援したい」と同社広報は話している。
 1枚580円。オンライン販売も行う。販売サイトはhttp://www.lush.co.jp


2016年09月11日日曜日


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