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被災地コミュニティー再生へ 健康教室開校

曲に合わせて振り付けを楽しむ高齢者ら

 宮城県南三陸町社会福祉協議会は8日、高齢者の介護予防のための健康教室「おらほの笑楽校(しょうがっこう)」を始めた。軽い運動やレクリエーションを取り入れ、東日本大震災で被災してばらばらになった住民のコミュミティー再生にも役立てる。
 歌津老人福祉センターであった初回には歌津地区の約20人参加。町社協の阿部東夫会長が「高台造成が進み、新しい家に移った方も多い。健康づくりのため近所の人を誘い合って来てほしい」とあいさつした。
 入学式として1人ずつ自己紹介をし、校歌「365歩のマーチ」を歌った。ラジオ体操で体をほぐした後、「幸せなら手をたたこう」の曲に合わせて笑いや泣きの振り付けを輪になって楽しんだ。
 津波で被災し、歌津地区の高台に移転した主婦三浦千枝さん(79)は「新しい自宅の周りではまだ触れ合いの機会が少ないので、今日はたくさん笑って楽しかった」と話した。
 笑楽校は毎週木曜に開かれる。10月には志津川地区を対象に総合ケアセンター南三陸でも開校する。


2016年09月10日土曜日


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