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震災と原発事故 被災地の美術活動考える

震災と原発事故後の美術について意見を述べる美術館関係者

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の被災地における美術の在り方を考えるシンポジウム「被災地の表現、その可能性を探る」が10日、福島市の福島県立美術館であった。被災地の美術館関係者らが講師に招かれ、震災後の活動などについて語った。
 美術評論家で前岩手県立美術館長の原田光氏は「3.11以降、子供からお年寄りまで創作活動をするワークショップを開いてきた」と強調。「(美術の)新しい見せ方を改革してきた」と話した。
 福島県立美術館の伊藤匡学芸部長は「全てを見せればいいわけではなく、配慮すべきものもあるのではないか」と話し、原発事故による避難地域の扱い方などに対して疑問を投げ掛けた。
 同館はこの日、震災と原発事故の被害を受けた福島をテーマにした芸術を紹介する企画展「被災地からの発信 ふくしま3.11以降を描く」を始めた。10月10日まで、入場無料。


2016年09月11日日曜日


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