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<民進代表選>宮城支持 蓮舫氏最多の9人

 民進党代表選(15日投開票)で、河北新報社は投票権がある宮城県内の地方議員21人と、次期衆院選立候補予定者(現職を除く)3人の計24人の支持動向を調べた。態度を明らかにした19人のうち、蓮舫代表代行が最多の9人で過半数に迫る勢い。前原誠司元外相、玉木雄一郎国対副委員長はそれぞれ5人の支持を集める。投票先未定は2人で、3人は無回答だった。
 蓮舫氏支持の枡和也大河原町議は「党に漂う閉塞(へいそく)感を打ち破るパワーを感じる」と理由を挙げた。「党勢は弱く、選挙はまだまだ風頼み。大きな風を吹かせてほしい」と期待する。
 「イメージ刷新には女性が適任。小池百合子東京都知事が良い例だ」と推すのは、竹谷英昭多賀城市議。佐藤わか子仙台市議(青葉)も「米国大統領選ではクリントン候補が出馬した。世界も女性リーダーを求めている」と強調する。
 旧民主党時代、蓮舫氏は事業仕分けで注目を浴びた。青山久栄石巻市議は「外向きのマスコミ受けだけでなく、地方で支持者を増やし足腰を鍛える努力もしてほしい」と要望する。
 前原氏を支持するのは沼沢真也仙台市議(太白)。「政権奪取には民主党の失敗と修正点を分かっている人が最適だ」と訴える。
 「信念を曲げない姿勢が魅力」と評するのは須藤哲県議(柴田)。建設見直しを断念した八ッ場(やんば)ダム(群馬県)の問題についても「『コンクリートから人へ』の信念は決して間違っていなかった」と言い切る。
 藤原範典県議(仙台・太白)は「見識、キャリアから首相候補になり得るのは前原氏だけだ」と断言する。蓮舫氏を支持する党執行部に対しては「本当に政権交代する覚悟があるのか」と疑問を投げ掛ける。
 玉木氏を推す阿部真喜塩釜市議は「新しいカラーを打ち出さなければ何も変わらない」と刷新の必要性を指摘し、渡辺敬信仙台市議(宮城野)も「大臣経験がないからこそ新鮮味がある」と若さに期待を寄せる。
 伊藤優太仙台市議(青葉)は玉木氏が打ち出す「こども国債」を「チルドレン・ファーストの政策は安倍晋三政権への対立軸になり得る」と共感する。「ベテラン2人に票が集中すれば、党の人材育成能力のなさを露呈する結果になる」と警鐘を鳴らす。
 9日には仙台市で東北ブロック討論会があり、衆院宮城2区に立候補を予定する林宙紀氏が3候補の主張に耳を傾けた。「玉木氏には党が失った熱意を感じ、蓮舫、前原両氏には政策の深みがあった。三者三様の良さがあり難しい」と対応を決めかねている。


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2016年09月13日火曜日


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