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<裏方さんGO>遊具を運転 安全第一

子どもたちを笑顔で誘導する小野寺さん

◎八木山ベニーランド 小野寺文一郎さん(67)

 仙台市太白区の八木山ベニーランドで、1968年の開園時から働く社員が1人だけいる。取締役部長の小野寺文一郎さん(67)は、施設管理を統括する今も「ベニーマーク」の入った帽子をかぶって遊具の運転台に立つ。
 「空飛ぶ海賊船パイラット」はスリル満点の乗り物だ。注意事項をアナウンスし、発車ボタンを押す。船が振り子のように動きだすと、子どもたちが歓声を上げた。
 「毎日違うお客さんに会えて、にぎやかな声が聞ける。楽しい仕事だよ」と小野寺さんは優しく見守る。
 長年、マシンの整備や運転を担当してきた。「楽しんでもらう前に、お客さんや従業員の安全が第一」。ブレーキ操作などの運転は、手動から自動に変わって楽になったが「昔はお客さんの反応を見ながら、乗り物の運転時間を延ばしたり短くしたりと調整していたんだよ」と振り返る。
 社会環境やライフスタイルは大きく変わったが「園内を走り回る子どもたちの姿は昔と同じ」と言う。開園からもうすぐ半世紀。「かつての子どもたちが親になって子どもを連れてくる。そういう遊園地であり続けたい」と願う。(保科暁史)

◎ここも魅力/乗り物 リピートして

 1日フリーパス券(大人3700円)で園内全ての乗り物を体験し、特に楽しかったものに何回も乗るのがお勧めです。ジェットコースターは最前列が人気だけれど、一番スリルがあるのは実は最後列。両方の席を試して違いを体験するのも面白いですよ。

<八木山ベニーランド>開園は午前9時〜午後5時。今年は11月23日まで毎日営業。11月24日〜12月25日は土日祝日のみ。年明け後は1月1〜3、7〜9日のみの営業で3月まで冬季休業。入園料は大人(中学生以上)1000円。乗り物の料金は別。連絡先は022(229)1603。


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2016年09月13日火曜日


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