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<仙台L>ホーム戦の強さ証明

仙台−新潟 前半32分、左足で勝ち越しゴールを決める中野(23)

 東日本大震災から5年半の節目の日に、仙台Lが今季負けなしのホームで強さを証明した。試合前に千葉監督から「勝つことで、少しでも被災者が笑顔になってくれる」と鼓舞されたイレブンが逆転勝ち。約3カ月半ぶりのリーグ戦で好スタートを切った。
 前半は「予測していた」(千葉監督)カウンターから新潟・上尾野辺に14分、先制点を許した。だが、すぐ反撃。28分に中野の右CKを川村が豪快に頭でねじ込んだ。事前に遠めのCKを要望していた川村は「いいボールをくれた。合わせるだけだった」と喜んだ。
 大黒柱の同点弾に勢いづく。4分後、今度はカウンターから一気に攻め、嘉数がゴール右寄りから強烈なシュートを放つ。球はバーに当たって跳ね返り、「こぼれ球を狙っていた」という中野が左足で冷静にゴールした。
 後半は決定機を生かせず、逆に相手にフリーでシュートを打たれる危機の連続だった。終盤の44分には上尾野辺の強烈な一発をGKキャメロンがスーパーセーブ。薄氷の勝利だった。
 立役者の中野は「苦しんだが、勝ち点3を取れて良かった」と胸をなで下ろした。逆転勝利は今季開幕戦以来。8月に合宿し、試合前日に調整した場所で、恩返しの白星を刻んだ。
(加藤伸一)


2016年09月13日火曜日


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