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<台風10号>2週間ぶり授業再開

2週間ぶりに登校した安家小・中の子どもたち。通学路には豪雨被害の爪痕が残る=12日午前8時30分ごろ、岩手県岩泉町

 台風10号豪雨の被害が甚大だった岩手県岩泉町の学校のうち、臨時休校が続いていた安家(あっか)小・中学校と岩泉高が12日、授業を再開した。子どもたちは約2週間ぶりの再会を喜んだ。
 町北部の安家小・中では在籍する児童11人と生徒7人全員が登校した。うち6人は避難所から通う。教職員に引率され、マスクと長靴姿で校舎に向かった。
 朝会では全員で豪雨の犠牲者に黙とうをささげた。加藤良校長は「たくさんの人の支えで再開できた。感謝を忘れず、日常を取り戻そう」と呼び掛けた。
 避難所から通う同小4年下屋敷迅利(じん)君(9)は「土砂で校庭が使えないのは残念。体育館で思いっ切り体を動かしたい」と笑顔を見せた。同中1年上日向花菜さん(12)は「自宅は停電していて、さみしかった。みんなに会えて本当にうれしい」と話した。
 町唯一の高校で中心部にある岩泉高(生徒144人)では、109人が13日ぶりに登校。国道455号の通行止めによる町民バスの運休で、町西部に住む生徒が登校できなかった。
 町内の他の11小学校、4中学校は8日までに授業を再開した。


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2016年09月13日火曜日


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