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<北山ございん祭>25周年 人形劇華やかに

ございん祭の打ち合わせをする共同代表の横田さん(右)と佐藤長志さん

 仙台市青葉区北山の輪王寺を会場に、人形と縫いぐるみの供養やフリーマーケットなどを行う毎年恒例の「北山・ございん祭」が、25日の開催で25回目を迎える。節目を記念し、「みやぎ人形劇フェスティバル」と銘打ち、京都市から招くプロ劇団と仙台市内のサークルによる上演会も実施する。

 人形劇フェスティバルには、京都市の「糸あやつり人形劇団みのむし」や仙台市の「あべてん商会」など計4グループが出演。それぞれが童話などをヒントに創作した作品を披露する。
 ございん祭が始まったのは1992年。北山に事務所がある市民団体「みやぎ子どもの文化研究所」の代表を務めていた故遠藤実さんが、人形劇愛好者から「使い古した人形を供養してくれる所はないか」と相談を受けたのがきっかけだ。
 寺社が多く緑豊かな北山の魅力を知ってもらおうと、地域の商店主らでつくる「心鮮(しんせん)・てらまち・北山プロジェクト」が主催している。
 祭りではこれまでほぼ毎回、仙台の人形劇グループによる単独公演が行われてきた。だが、企画当初から遠藤さんら主催メンバーには「子どもにも大人にも、たくさんの人形劇を楽しんでもらえるようなイベントに育てていきたい」との願いがあった。
 北山プロジェクトの共同代表で、絵本と木のおもちゃの店「横田や」を経営する横田重俊さん(67)は「四半世紀を経て、やっと目標とする祭りの形に近づけることができた。仙台の人形劇文化が盛り上がるきっかけになればうれしい」と語る。
 ございん祭は入場無料。連絡先は横田や022(273)3788。


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2016年09月14日水曜日


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