福島のニュース

<福島第2>警報外し再発防止策徹底申し入れ

福島県の樵部長に頭を下げる福島第2原発の原子副所長(右)

 東京電力が福島第2原発の侵入検知器の警報を鳴らないよう設定していた問題で、福島県は13日、第2原発の原子昭洋副所長を県庁に呼び、再発防止策の徹底と、安全を最優先する社内風土を早急に確立するよう申し入れを行った。
 樵(きこり)隆男県危機管理部長は、誤作動が起きないよう検知器周辺の環境改善を求める現場からの提案が生かされなかった点を問題視。「(警報を切った)現場サイドのモラルだけではなく、組織全体の問題ではないか」とただした。
 原子副所長は「福島県民、社会の皆さまにご心配を掛けて申し訳ない。再発防止策を徹底し、二度とこのようなことが起きないようお約束する」と語った。
 第2原発では、検知器が敏感に作動して警報が頻繁に鳴るため、少なくとも昨年9〜10月に計4回、警備室で警報音が鳴らない設定にしていた。原子力規制委員会は12日、核物質防護規定の順守義務違反に当たるとして、同社を文書で厳重注意した。


関連ページ: 福島 政治・行政

2016年09月14日水曜日


先頭に戻る