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<中間貯蔵>操業開始2年延期 RFSが説明

使用済み核燃料中間貯蔵施設=2015年12月10日、青森県むつ市

 リサイクル燃料貯蔵(RFS)は14日、使用済み核燃料中間貯蔵施設(青森県むつ市)の操業開始を今年10月から約2年延期し、2018年後半にすると発表した。延期は6回目。当初の開始予定は10年12月だった。
 原子力規制委員会による新規制基準適合性審査の長期化に加え、新たな安全対策工事が必要と判断した。
 峯雅夫社長は青森市で記者会見し、延期理由について「審査を終え許可を得るのは来年後半の見通し。基準地震動引き上げに伴うクレーンなどの補強工事も想定される」と説明した。
 度重なる延期に対しては「地元に大変迷惑をかけることになるが、今回は必達との思いで全身全霊で取り組む」と強調した。
 峯社長は記者会見前、青森県庁を訪れ、延期を報告した。佐々木郁夫副知事は「操業は安全性の確認が大前提。最大限の努力を講じてほしい」と求めた。
 むつ市には同日、山崎克男副社長が訪問し、経緯を説明した。宮下宗一郎市長は「行財政運営を練り直さなければならず、地域との信頼関係に傷がついた。当たり前のように延期を繰り返すことに深い憂慮を覚える」と話した。
 同社は6月、規制委による審査の長期化を理由に10月の操業開始を断念することを明らかにしていた。


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2016年09月15日木曜日


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