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ハマは観光資源 若手漁師イベント続々

活ハマまつりで行われたイカ釣り体験に挑戦する親子連れ

 青森県中泊町の若手漁師らのグループ「中泊(なかどまり)活(かつ)ハマクラブ」が小泊漁港を舞台に町の活性化に一役買っている。名物の高級魚メバルの水揚げの一部を体験するツアーやイベントなどを企画し、ハマを新たな観光資源として活用する。
 活ハマクラブは、普段はつながりの薄い漁師同士や、漁協と行政との連携を目的に2013年に設立された。現在の会員は約40人。
 中泊町は県内一のメバル漁獲量を誇り、町のご当地グルメ「中泊メバル膳」は昨年の販売開始から約1年で3万食を達成した人気メニューとなっている。
 クラブは14年から「津軽海峡メバル 網外し体験ツアー」を展開中。漁師が捕ってきた刺し網から観光客に魚を外してもらったり、製氷庫の中に入ったりと漁港ならではの体験ができる。今年は6〜8月に計6回実施し、県内外から家族連れなど合わせて100人以上が参加した。「漁師さんがかっこいい」と好評だったという。
 今月4日は小泊漁港で3回目となる「活ハマまつり」を開催。水揚げされた津軽海峡産のマグロやスルメイカの「ハマ値」販売会やサザエのフタ飛ばし世界大会、もずくのわんこ早食い競争など盛りだくさんの企画で、訪れた多くの観光客を喜ばせた。
 今年は十三漁協(五所川原市)も初めて参加。十三湖特産のシジミが人気を集めた。
 活ハマクラブ会長でメバル漁師の佐藤英樹さん(46)は「イベントなどを通じ、都市部の子どもたちに漁師の仕事を知ってもらったり、お客さんと直接触れ合えたりするのが楽しい。今後も続けたい」と話す。


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2016年09月15日木曜日


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