山形のニュース

おくりびとロケ地旧割烹「正面からの趣残す」

老朽化が進む「小幡」。左から洋館、本館、土蔵

 映画「おくりびと」のロケ地として知られ、老朽化で存続の危機にある山形県酒田市の旧割烹(かっぽう)「小幡」を巡り、市は13日夜、市民の意見を聞くワークショップを開いた。
 地元住民や大学教員、観光関係者ら8人と市職員が参加し、建物敷地の利活用について改めて協議した。
 米アカデミー賞外国語映画賞を受賞した「おくりびと」に関する資料展示、観光案内、飲食スペースの設置を求める声が多く出た一方で、観光客が極端に減る冬季の施設運営の課題も指摘された。
 建物の存続を巡っては、保存か建て替えかで結論には至らなかったが、「正面からの趣を残す」ことで意見が一致した。協議を踏まえて市は本年度中に対応方針を固める。
 メンバーは明治期の建築で傷みが激しく傾きかけている木造2階の本館や土蔵、木造3階の洋館を見学したのを含め、6月以降に計5回の会合を重ねた。


関連ページ: 山形 社会

2016年09月15日木曜日


先頭に戻る