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泊まれる道の駅 福島・国見に来春開業

来春の開業を目指す道の駅「あつかしの郷」の建設工事=福島県国見町

 宿泊用の客室を備えた道の駅「あつかしの郷」の建設が、福島県国見町の国道4号沿いで進んでいる。来年春の開業予定で、レストランでは「いかにんじん」など郷土料理をビュッフェ形式で提供する計画。県内初の宿泊型道の駅となる。
 昨年12月に着工した建物は鉄骨2階、延べ床面積2863平方メートル。敷地は約2万6000平方メートルで、大型車を含め180台分の駐車スペースを確保する。総事業費は約20億円で、町と国が整備する。
 外装には町産の杉を利用。古戦場だった地元の国史跡「阿津賀志山(あつかしやま)防塁」を屋根のモチーフにした。2階に4室設ける客室は1室4人まで宿泊可能。内装にも木を生かす。観光・ビジネス客の利用を想定する。
 1階はレストランやカフェなどが入る。直売所では特産のモモやアンズ、阿武隈川沿いの川内集落の砂地で栽培されたナガニンジン、ナガゴボウに加え、県内各地の日本酒を扱う。
 町出資の第三セクターが運営。観光案内のほかデマンドタクシー(予約制乗り合いタクシー)の手配などにも対応する。従業員は100人規模を見込む。
 町の担当者は「県内一の生産量のアンズや、川内集落の根菜類など魅力的な特産品を発信し、知名度を高める拠点にしたい」と期待を寄せる。


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2016年09月15日木曜日


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