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<避難解除>川俣・山木屋住民「時期尚早」

多くの避難者が参加した説明会

 東京電力福島第1原発事故に伴う福島県川俣町山木屋地区の避難指示について、町と国は14日、町内で開いた住民説明会で、2017年3月31日に解除する方針を説明した。住民は営農再開などへの支援を要望。一部からは解除時期の決定に「時期尚早」との声も出た。
 説明会には約160人が参加。古川道郎町長は「今後の生活を考えるためにも解除時期を決めることが重要だ」と理解を求めた。
 町の担当者は、山木屋地区の診療所が10月に診療を再開することなどを説明。国の担当者は町や住民と、除染の進行状況などの情報を共有する場を設ける考えを示した。
 参加者からは「仮置き場にある除染廃棄物を早急に移してほしい」「営農再開に向けた補助など支援策を示してほしい」などの意見が出た。解除時期に異論を唱えた住民は「(農業などの)具体的な補償策が示されていない」と発言した。
 町は当初、今年8月末の解除目標を示したが、地元自治会の意向を受けて変更。国は8月、町の要望も踏まえ、来年3月末の解除方針を町に伝えていた。


2016年09月15日木曜日


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