宮城のニュース

被災地水産振興の拠点再建 漁協支所完成

志津川漁港に再建した県漁協志津川支所

 東日本大震災で被災した南三陸町の県漁協志津川支所の事務所が完成し、14日に落成式があった。漁師ら約50人が出席し、水産業の再生を誓った。
 事務所は6月に志津川漁港に再建した町地方卸売市場に隣接する。高度衛生管理型の新市場と連携し、水産物の品質管理を強化する。施設は鉄骨平屋350平方メートルで会議室や現金自動預払機(ATM)も設けた。
 同町志津川の南三陸プラザであった落成式で佐々木憲雄運営委員長(69)は「新しい事務所に入ると、職員の顔が見渡せ、団結力が高まる。水産振興に向け漁師にとっても意欲が沸くだろう」と述べた。
 震災前の事務所は志津川本浜地区にあり、鉄筋3階の施設は津波で全壊。これまで高台に建てた複数のプレハブ施設で運営していた。事業費約1億1000万円で県が農業・水産業団体被災施設再建支援整備事業で半額を補助した。


2016年09月16日金曜日


先頭に戻る