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ヨシキリザメ飼育 国内唯一の挑戦追う

現在飼育されているヨシキリザメ(仙台うみの杜水族館提供)

 国内で唯一、ヨシキリザメの生体を展示している仙台うみの杜水族館(仙台市宮城野区)は17日から、特別展「世界で最も美しいサメ『ヨシキリザメ』とは何物なのか〜仙台うみの杜水族館、挑戦3年目で分かったこと」を開く。同水族館は「多くの人にヨシキリザメの魅力を伝えたい」と意気込む。
 ヨシキリザメはメジロザメ科で、熱帯や温帯海域、日本では太平洋沖合に生息する。インディゴブルーの背中と真っ白な腹部のコントラストが特徴だ。フカヒレやかまぼこの原料として知られ、三陸の海と縁が深いが飼育事例は少なく、詳しい生態は明らかになっていない。
 同水族館は2015年7月のオープン前の14年7月、宮城県松島町のマリンピア松島水族館(15年5月閉館)で飼育を始めた。資源保護や漁業に役立つ情報を得ようと、水流や照明などの水槽内環境や、けがをした時に使う薬などの検討を続けてきた。これまで飼育した個体は現在展示中の2匹を含め、21匹に上る。
 特別展では体長約180センチの冷凍標本のほか、ヨシキリザメの捕獲や輸送、水槽への搬入方法など展示までの工程をまとめたパネルを展示。生体展示に至るまでのドキュメント映像も放映する。館内を巡りながらヨシキリザメについて学ぶことができるクイズラリーも実施する。
 来年1月9日まで。連絡先は仙台うみの杜水族館022(355)2222。


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2016年09月16日金曜日


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