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<楽天>CS出場絶望的 4位死守が現実目標

4回東北楽天無死一塁、右飛に倒れ険しい表情を見せるペレス。ロッテ先発石川、捕手田村(伊深剛撮影)

 わずかな望みが事実上絶たれた。東北楽天はここまで4度の対戦で2敗を喫し、防御率0.60と苦手としている石川歩に九回まで4安打に抑え込まれ、2試合連続の零敗。3位ロッテとのゲーム差は8.5となり、クライマックスシリーズ(CS)出場は絶望的となった。
 「防御率がリーグ1位の投手。早めに仕掛けようと指示したが…」。池山隆寛打撃コーチの言葉が全てだった。最速142キロながら、力感のない投球フォームから繰り出される球にことごとくタイミングを外された。
 唯一の得点機は四回。先頭の岡島豪郎が右前打で無死一塁を築き、続くペレスがライト方向へ安打性の当たりを放った。だが右翼清田育宏が滑り込んで好捕し、安打と思ってスタートしていた岡島は既に二、三塁間に。一塁まで戻れず立ち尽くし、あえなく併殺に倒れた。
 「後ろが中軸だし、考えて判断しないといけなかった」と岡島。2死からペゲーロ、ウィーラーが内野安打と敵失で出塁しただけに、絶好機をつぶした形に反省しきり。五回以降は得点圏に走者を進めることすらできなかった。
 上位よりも、現実的な目標は4位の死守だ。5位西武との差が1となり、17日の直接対決で敗れれば順位が変わる。梨田昌孝監督は「順位はまだ分からない。いい試合をして勝ちに結び付けたい」と切り替えた。(浦響子)


2016年09月16日金曜日


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