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<仙台市博物館>屈指の水墨画 雪舟と武蔵展

国内屈指の水墨画コレクションが並んだ会場

 室町時代の画僧雪舟や剣豪宮本武蔵が描いた水墨画を集めた特別展「雪舟と宮本武蔵と水墨画」(仙台市博物館主催、河北新報社など共催)が16日、仙台市博物館で始まった。
 展示は約70点で、いずれも国内屈指の水墨画コレクションを持つ岡山県立美術館の所蔵品。雪舟は現在の岡山県の生まれで、宮本武蔵も岡山出身との説があり、同美術館はこの2人や弟子の作品を積極的に収集してきた。
 展示品のうち雪舟の「山水図」は中国の画僧玉〓(ぎょっかん)の画風や技法に倣って描かれ、後世の水墨画に大きな影響を与えた作品。国重要文化財に指定されている。
 宮本武蔵は書画に通じ、水墨画を多く残した。展示品の「布袋竹雀枯木翡翠図(ほていちくじゃくこぼくひすいず)」は中央に布袋、左右に鳥を描き、少ない筆数で表現する工夫がされている。
 北秋田市から訪れた無職堀井哲郎さん(67)は「間近で見る雪舟の実物はすごいの一言」と話した。
 10月30日まで。観覧料は一般1100円、高校生・大学生600円、小中学生300円。

(注)〓は澗の日が月


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2016年09月17日土曜日


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