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<加藤紘一氏死去>別れ惜しむ 東京で合同葬

自民党・加藤家の合同葬で祭壇に飾られた故加藤さんの遺影=15日午前、東京都港区の青山葬儀所(代表撮影)

 9日に77歳で亡くなった元自民党幹事長の加藤紘一さん(山形県鶴岡市出身)の葬儀・告別式が15日、東京都港区の青山葬儀所で営まれ、安倍晋三首相(党総裁)ら政財界の関係者ら約1300人が参列し、別れを惜しんだ。党と加藤家の合同葬として執り行われた。
 葬儀委員長を務めた安倍首相は「この国の在り方をリベラルな視点で考え続けた政治家として、与野党問わず多くの国会議員から尊敬の念を集めた」と故人をたたえた。「『政治家の使命は地元に行って国政を論ずるのではなく、国政に向けて聞くこと』という先生の言葉は、自民党国会議員全員が肝に銘じなければならない」と話した。
 加藤さん、小泉純一郎元首相と「YKK」として活動した山崎拓元自民党副総裁は、2000年に当時の森喜朗首相に退陣を迫った「加藤の乱」を振り返り、「あれは一度も止めなかった僕が悪かった。すまんと言うほかない。親愛なる紘ちゃん。近い将来君のいる所に行くことになります。また酒を酌み交わし、君が得意な歌を存分に聞かせてください。さようなら」と惜別の気持ちを述べた。
 小泉氏は「なぜ首相になれなかったのか不思議だ。若い頃から非常に優秀だった。惜しい人を亡くした」と記者団に語った。
 式には中国の程永華駐日大使、経団連の今井敬名誉会長、米コロンビア大のジェラルド・カーティス名誉教授らも参列し、弔辞を贈った。


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2016年09月16日金曜日


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