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<補助金不正受給>福島のNPO 領収証偽造認める

 東京電力福島第1原発事故の復興支援などに対する福島県の補助金を巡る不正受給問題で、福島市のNPO法人「NPOほうらい」は16日、架空の人件費を記入する領収証の偽造などで不正受給をしていたことを明らかにした。県は補助金855万円のうち、不正受給に当たる約540万円の返還を求めている。
 高荒弘志副理事長(59)が福島県庁で記者会見し「資金繰りに困り、ばれなければいいという気持ちがあった。大変申し訳ない」と謝罪した。法人は元福島市議が理事長を務めるが、高荒氏は「全て自分がやった」と述べ、組織的な不正を否定した。
 高荒氏によると、不正をしたのは2013〜15年度の事業で、農家と消費者をつなぐ風評被害対策や避難者対象の健康教室など。会員名を使って架空の人件費を計上するなどして補助金を受給し、補助対象外の机を買うなどしていた。県には高荒氏がパソコンで作ったり、桁を書き加えて水増しするなどした領収証を提出したという。
 法人は高荒氏の自宅を事務所として利用。職員や複数の理事、監事はいるが、高荒氏は「実質的には私1人で運営し、監査機能も果たされていなかった」と話した。


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2016年09月17日土曜日


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