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<献上米>デンマーク大使、東松島で稲刈り

稲刈りした稲を束ねて大喜びのフェルタ臨時大使(右から2人目)の一家と参加者

 東日本大震災で被災した東松島市宮戸地区の水田で17日、デンマーク臨時駐日大使のミケル・フェルタさんらがひとめぼれの稲刈りをした。阿部秀保市長や住民、ボランティアら約30人が参加。新米は、震災後に市に支援を続けるデンマーク王室に献上される。
 市と「東松島市・デンマーク農産物・文化交流フェア実行委員会」が5月の田植えに続き企画した。
 フェルタさんは子ども3人と訪れ、「日本の素晴らしい伝統文化に“ひとめぼれ”して、子どもたちを連れてきました」と日本語であいさつ。参加者と一緒に鎌で黄金色に実った稲を丁寧に刈り取った。
 稲刈りを初めて体験した長女セシリエさん(13)は「貴重な経験で勉強になりました」と話し、長男(11)や次男(9)も笑顔で作業に取り組んだ。
 稲刈りした水田20アールで約840キロの収穫が見込まれ、10月にも王室へ100キロを献上する。佐藤祥実行委員長は「和気あいあいとした雰囲気で、収穫の喜びを体験できた」と話した。
 市はデンマークに中学生を派遣したり、同国の特産品販売イベントを開催したりして交流を続けている。


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2016年09月19日月曜日


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