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<ベガルタ>西村同点弾 19歳苦境救う

甲府―仙台 前半37分、左クロスに頭で合わせて同点ゴールを決める仙台・西村(30)(鹿野智裕撮影)

 仙台は敵地でも、公式戦4連敗中とあって負けるわけにいかなかった。多数の負傷者を抱える厳しい状況だが、イレブンは諦めない。先制を許したものの追い付き、引き分けという最低限の結果を残した。
 苦境を救ったのは高卒入団2年目の19歳、リーグ戦初先発の西村だった。0−1の前半37分、守備2人の間に素早く走り込み、石川直の正確な左クロスに頭で合わせてプロ初ゴール。得点後は両手で「8」をつくり、「いつも指導してもらっている」という負傷中の野沢に背番号で感謝を表した。
 「足ががくがく震えた」試合前、渡辺監督から「相手の3バックの間にいろ」と助言を受けた。J1ではクラブ史上最年少のゴールは、監督の言葉を体現した結果だった。しかし、西村は「ゴールよりも勝ち点3が欲しかった」と悔しさもにじませる。
 仙台は何度も攻め込んだが、追加点を奪えなかった。リーグ戦は4試合連続で複数得点がない。奥埜は「相手を一度食いつかせ、隙を突いて人数をかけて攻め込むなど、もっとアイデアを出しながら攻めたかった」と振り返った。
 次戦はホームに名古屋を迎える。この引き分けで嫌な流れを払拭(ふっしょく)し、ホーム戦3試合ぶりの白星をサポーターに届けたい。(狭間優作)


2016年09月18日日曜日


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