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<楽天>安楽 成長の2勝目

8回1失点で2勝目を挙げた東北楽天・安楽。8回、西武・金子侑の投前内野安打で、一塁へグラブごとトスする

 東北楽天の安楽が8回1失点の力投で、約1カ月ぶりの勝利をつかんだ。自己最多128球を投げ込み、「一発に気を付けて、何とか最少失点で抑えられた」。今季10度目の先発マウンドで、首脳陣に一回り成長した姿をアピールした。
 スライダーを中心に組み立て、低めを丁寧に突いた。七回までに4度、得点圏に走者を背負いながら要所を切り抜けた。スタミナ切れで中盤につかまる「100球の壁」も乗り越えた。「フォームのバランスが良くなり、力みが減った」と与田投手コーチ。
 プロ初の完投と完封は逃した。八回、先頭金子侑の投前内野安打から、ボークなどで2死三塁を招き、主砲中村を迎えた。残る力を振り絞り、この日最速149キロの直球で攻めたが、二塁への内野安打で失点。弱い当たりが災いした。「細かいミスをした。そう簡単にはできない」。右腕は少し悔しそうに振り返った。
 梨田監督は、八回に失点しなくても九回は交代させる予定だったことを明かした上で「破壊力のある強力打線を1点に抑えた。最後まで球速が落ちなかったし、成長してくれた」。辛抱して起用し続けたホープが頭角を現し、頬が緩んでいた。(佐藤理史)


2016年09月19日月曜日


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