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<楽天>辛島 突然の大乱調

3回、西武・森に2点打を打たれた東北楽天・辛島

 東北楽天の辛島航の独り相撲だった。三回、2度の押し出しを含む4四球を与えるなどして一挙5失点。「申し訳ないとしか言いようがありません」。この回だけで40球を投げ、こわばった表情でマウンドを降りた。
 初めて走者を出してセットポジションになり、バランスを崩した。2死一、二塁、秋山翔吾(八戸大出)に左前へ先制打を許すと歯止めが利かなくなった。3連続四球で2点を与え、森友哉にはストライクを取りにいった初球のスライダーを狙い打たれ、さらに2失点した。
 「フォームのタイミングが合わなくなった。修正しようといろいろ試したが駄目だった」と左腕。完璧な立ち上がりを見せ、西武多和田真三郎との投手戦の様相も漂っただけに、与田剛投手コーチは「あれだけストライクが入らなくなるのは予想外。おかしいな、おかしいなと考え込んでしまった」と困惑気味に語った。
 敗戦も淡々と振り返ることが多い梨田昌孝監督だが、この日ばかりは違った。「打たれる分には腹は立たないけど、きょうは怒る気もしないぐらいだった」。早々にゲームプランが崩壊した上、1日で5位に逆戻りとなり、憤まんやるかたない様子だった。(佐藤理史)


2016年09月20日火曜日


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