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投票の自覚 生徒会から 支援学校で役員選挙

投票箱に用紙を投じる生徒

 4月に開校した軽度の知的障害がある生徒が通う宮城県立支援学校女川高等学園(女川町)で20日、初の生徒会役員選挙があった。実際の選挙で使う投票箱を設置。選挙権年齢が18歳以上に引き下げられたことを受け、生徒に将来の主権者としての自覚を促した。
 役員選挙は男女7人が立候補した。各候補は体育館であった演説会で「いじめやトラブルのない学校にしたい」「目安箱を設置して皆さんの意見を聞きたい」などと公約を主張した。
 生徒24人が一人ずつ投票用紙を受け取り、特定の候補の名前を記入。町選管から借りた投票箱に一票を投じた。
 得票の多い順に工藤嘉遙(よしはる)さん(16)が生徒会長に、高橋拓海さん(15)が副会長に選ばれた。工藤さんは「緊張したけれど、思いは伝えられた。みんなで新しい学校をつくり上げたい」と意気込んだ。
 生徒は事前に授業で選挙制度や投票時の心構えを学んだ。赤井沢凪沙(なぎさ)さん(15)は「学校を引っ張っていけると思う人の名前を書いた。今までより選挙を身近に感じた。18歳になったら投票所で投票したい」と話した。


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2016年09月21日水曜日


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