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「考える防災教育」実感 気仙沼で教員研修

「防災復興マップ」を説明する階上小の5年生たち

 東日本大震災の被災地で進められている減災・防災教育を学ぼうと、15府県の小中学校と高校の教員28人が20日、宮城県気仙沼市の階上小(児童204人)などを訪れ、同校が力を入れる防災教育を研修した。
 教員は、階上小が2014年度から月2回、朝の授業前に20分間行う「防災タイム」を見学。1年生が家具の転倒を防ぐ粘着マットを実際に使って役目を確かめたり、6年生が津波の特徴を学んだりする様子を見て、熱心にメモを取った。
 5年生が地元を歩いて作った「防災復興マップ」を地元の自治会長ら9人に披露し、アドバイスをもらう様子も見学した。
 浜松市西部中の北村健治教諭(53)は「防災タイムは知識を教え込むのではなく、クイズ形式にするなど児童に考えさせる工夫が素晴らしい」と話し、長野市湯谷小の磯尾智子教諭(44)も「地域の未来をつくる子どもたちに地元住民も寄り添っていて、心を打たれた」と話した。
 研修は、被災地の子どもを支援するアクサ生命保険からの寄付金を基に日本ユネスコ協会連盟(東京)が主催。19〜21日の日程で、20日は階上中も視察した。


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2016年09月21日水曜日


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