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心響き合うダンス ダウン症の子と健常者共演

公演本番に向け、練習に励む出演者

 ダウン症の人々と健常者が一緒に踊るダンス公演が22〜25日、仙台市若林区のせんだい演劇工房10−BOXで開かれる。主催するNPO法人「アートワークショップ すんぷちょ」(宮城野区)は「障害の有無に関係なく、ダンサーの表現力に注目してほしい」と来場を呼び掛けている。
 2008年に設立されたすんぷちょは14年にNPO法人化して以降、年1回、新作公演を開いてきた。今回の演題「fragment(フラグメント)」は「かけら」の意味。ダンサー一人一人が、心のままに全身で表現する即興ダンスを「かけら」に例えた。
 舞台にはダウン症の子どもら4人と、ダンス好きの小学生ら10人が立つ。本番を控え、出演者は連日、公演の流れを確認。「ねんど」「鏡」などのテーマに沿って一人一人が思い描く様を即興で表現していた。
 ダウン症の長女(5)と共に舞台に立つ宮城野区のパート菅原一枝さん(40)は「保護者ではなく一個人としてダンスを楽しんでいる。ダンスは生きる力にもなっている」と強調する。
 公演を演出するダンサーの西海石(さいかいし)みかささん(56)=塩釜市=は「ダンサーが舞台と観客席を自由に行き来できる空間をつくり、舞台という枠を取り払った。障害者の輝く姿や、健常者と共につくるステージを見てほしい」と話す。
 料金は一般3000円。60歳以上、学生2500円。障害者、高校生500円。中学生以下無料。連絡先はすんぷちょ070(5017)5904。


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2016年09月21日水曜日


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