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外国人誘客へ 東北モニターツアー始動

 東北への外国人旅行者誘致を支援しようと、復興庁の「新しい東北」交流モデル事業のモニターツアーが今月始まった。ツアーは、同庁が公募で選んだ旅行会社やテレビ局など13社がそれぞれ趣向を凝らして実施。同庁は「官民共同で東北をPRし、継続的な旅行商品の販売につなげる」と意気込む。
 モデル事業では、観光復興を後押しできる企画を公募。今年5月、集まった70の提案から13社の13提案を選定した。復興庁は選定企業に対し、ツアーで招待する外国人の旅費などを補助する。
 ツアーのターゲットは、東北への訪問者数が増えている台湾をはじめ、シンガポールなど東南アジアが中心。留学生ら日本に住む外国人に東北観光を体験してもらう企画もある。
 広告会社オリコム(東京)は、国内のインターナショナルスクールに通う外国人向けに、盛岡市でのラーメン作りや旅館の女将( おかみ )体験ができる修学旅行を企画。会員制交流サイト(SNS)などを使った参加者の情報発信で、国内外の教育旅行の市場開拓を狙う。
 復興庁は来年2月、東京で成果報告会を開く。担当者は「東北への外国人旅行者は国内全体のわずか1%。モデル事業で課題を発見し、誘客できる商品を検討したい」と話した。


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2016年09月21日水曜日


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