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<福原愛>第一人者 競技への情熱変わらず

江選手から贈られた結婚指輪を披露する福原選手。コート上とは違い、穏やかな表情を見せる

 卓球女子の人気を支えてきた第一人者は人生の節目を迎えても、競技への情熱は変わらなかった。21日に東京都内で記者会見した福原愛(ANA、仙台市出身)。家庭と競技生活の両立を目指し、再スタートを切ると宣言した。
 幼少期から天才少女として、お茶の間の話題を集めた愛ちゃん。「夢を諦めるわけではないが、家庭に入ることで活動が狭まる」と、結婚後も競技を続ける女性が少ないことを小さい時から感じていた。
 夫の江宏傑と相談を重ね「夢を諦めないで頑張るのは可能」と奮い立った。アスリートの後輩たちに向け「『福原さんは結婚しても卓球を続けている』と新しい道を後輩のために切り開ければいい。良くも悪くも次の道に進む時の参考になれば」と笑顔で語った。
 福原の人気は、卓球台に届かない身長で母千代さんと続けた練習が原点だ。当時、前例のなかった挑戦は共感を呼んだ。その後、福原を追うように幼少期から活躍する選手が出てきた。
 妻、母で五輪の表彰台に立ったのは柔道の谷亮子氏らごくわずか。あでやかな着物姿ながらも、愛ちゃんは東京五輪への闘志を秘めていたのか。トップランナーの挑戦はまだ終わりそうにない。(剣持雄治)


2016年09月22日木曜日


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